コモリタミノルフォニクス 
-小森田実クロニクル-

日本を代表する流行歌メイカー,小森田実,
彼の実績を編年体にて1枚のMDにしてしまいました。

01 教室 森川美穂 1985
02 American Breakfast トキメキ添え 今井美樹 1986
03 モナリザのいたずら ゆうゆ 1987
04 CHANCE! 心ときめいて 高田純次・兵藤ゆき 1988
05 二人だけのChristmas 松田聖子 1989
06 誰が為に地球はまわる 南野陽子 1990
07 Cherry Cherry Strawberry 観月ありさ 1991
08 ヴィーナスたちのシエスタ 郷ひろみ 1992
09 愛してマスカット スーパー・モンキーズ4 1993
10 B with U! 神埼まき 1994
11 語らない 稲垣潤一 1995
12 恋する惑星 カズン 1996
13 パラシューター Folder 1997
14 Relax 〜リラックス〜 ブラック・ビスケッツ 1998
15 最後の果実 深田恭子 1999
16 らいおんハート スマップ 2000

01.教室/森川美穂(85)
森川美穂のデビュー曲。この年,コモリタは他に,柏原芳恵,若林志穂(現:若林しほ)にも曲を提供している。

02.American Breakfast トキメキ添え/今井美樹(86)
今井唯一のコモリタ作品。のちにコモリタ本人が歌詞を差し替え「ドキドキ TALKING」としてセルフカヴァー。

03.モナリザのいたずら/ゆうゆ(87)
元気娘の魅力満載の好品。おニャン子系では,ほかに,国生さゆり「ソレ以上、アレ未満」,おニャン子クラブ「赤道探検隊」などがいいですね。

04.CHANCE! 心ときめいて/高田純次・兵藤ゆき(88)
80年代エレポップ歌謡及びノベルティ歌謡の最高峰。その音数の多さが,今でも聴ける理由か,レッツダンス!。

05.二人だけのChristmas/松田聖子(89)
聖子唯一のコモリタ作品。直球のアイドル歌謡バラード。ぜひ,SAYAKAにもコモリタ作品を。

06.誰が為に地球はまわる/南野陽子(90)
ナンノ唱法,こういう歌い方するコって最近出てきませんなぁ。そう考えると,最後のブリッコなのかなぁ。

07.Cherry Cherry Strawberry/観月ありさ(91)
ありさ唯一のコモリタ作品。ありさといい,ともさかといい,広末といい,売れないなぁイイ作家揃えてんのに。

08.ヴィーナスたちのシエスタ/郷ひろみ(92)
テーマはイタリアのジゴロである。これほどキザで粋がったアヴァンチュール歌謡,ひろみ以外に誰が歌えるんだろ。

09.愛してマスカット/スーパー・モンキーズ4(93)
アムロちゃんである。彼女が出演していたロッテマスカットガムCFのノベルティ歌謡だったと記憶している。イ・ロ・モ・ノ。

10.B with U!/神埼まき(94)
この曲については以前どこかで述べたが,神崎は広瀬にはないパーソナリティを打ち出すことが出来たなら,売れていたんだろうなぁ,残念。

11.語らない/稲垣潤一(95)
稲垣の声って好きではないのだが,やっぱシンガーとしてのキャラが
立ってるよなぁ,神崎まきとは違って,アクというか。この曲もすっかりべっとり稲垣色だもんなぁ。

12.恋する惑星/カズン(96)
鈴木さえ子の曲とは同名異曲。後半の♪ひと夏の〜のメロが実にいいアクセントになっている。けど,この人達,どうしてもいとこ同志っつーイロモノでしか捉えられなかったのが,損食ってたよなぁ。それに,男女血縁ユニットってカーペンターズのあの卑猥なイメージが…。

13.パラシューター/Folder(97)
フォルダのデビュー曲。どうしてもポストSPEED的な意味合いから,平均年齢云々で語られ気味であった彼ら,今から評価しても遅くはない。ただ,あの無垢で穢れない大地君の声は戻らない。

14.Relax 〜リラックス〜/ブラック・ビスケッツ(98)
「ウリナリ」産ノベルティ歌謡。それにしても,天野君,歌ウマイゎ。ビビアンと彼で「CHANCE! 心ときめいて」をカバーしてくれ。

15.最後の果実/深田恭子(99)
この曲のベースとなったとも言える「あした」を歌ったaikoがコーラスに参加。ギターは白井良明。もしかしたらスピッツになれていたかもしれないサイコベイビーズ。その音頭脳,黒須チヒロが描くエロ宇宙。

16.らいおんハート/スマップ(00)
スマップ最大のヒット曲であり,コモリタ最大のヒット曲。イイ唄が売れる,それは至極普通で良いこと。


[go 2 index] [toppage ov HiFiDelika]