[Term-inal]
-渋谷系用語辞典-
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■ラヴ・パレード[LOVE PARADE] <イベント>
クルーエル・レコードのオーナーである瀧見憲司が下北沢のクラブZOO(のちスリッツ)で1989年春より毎月第3金曜に主催していたイベントの名称。他のDJに神田朋樹やChuru-Churuなど。ネオアコなどのUKモノ中心にプレイされ、お客としてゲストDJとして小山田圭吾やカヒミ・カリィも参加していた。
■L'appareil PHOTO[ラパレイユ・フォト]
<レーベル>
梶野彰一が1996年頃に始動したレーベルの名称。1996年9月2日にレーベル第1弾として、モーマスのアルバム『20ウォッカ・ジェリー[20
VODKA JELLIES]』をリリース。
■Living,Dining&Kitchen Records[リビング、ダイニング&キッチンレコード]
<レーベル>
通称LD&K。1994年11月、有限会社ビックボス内にて発足したインディ・レーベル。キッチュでキュートな作風のバンドを数多く輩出する渋谷系を代表するレーベルのひとつ。過去に、シンバルズ、イエス,ママ オーケー、ロボショップマニア、ビスケット・ファン、つじあやのらの作品をリリース。
■レフトバンク[LEFT BANK] <レーベル>
AMERICAN POP STYLEを前身に山口真輝が1997年にスタートしたギターポップ中心のインディ・レーベル。101
Dalmatians、BOBBIE'S ROCKIN' CHAIR、CHAIN LETTER、boys & girls together、Photo Jennyらの音源をリリース。
■六本木WAVE <店舗>
かつて六本木にあった西武セゾン系のレコードチェーン店WAVEのこと。1983年11月18日開店。日本ではじめて輸入盤CDを扱った大型専門店であり、独特の品揃えで坂本龍一、小山田圭吾、志村けん、マイケル・ジャクソンなど業界人もよく利用していた。chari
chariの井上薫や、のちロスアプソンの店長となる山辺圭司も勤務。同ビル地下には、シネヴィヴァン六本木がありこちらも映画フリークをひきつける魅力的なラインナップで人気であった。また、同ビル6,7階にはセディックスタジオがあり、細野晴臣『S・F・X』(1984/NON
STANDARD)などの作品がここでレコーディングされている。ビル全体が、文化発信基地的な存在であり、HMV渋谷進出以前の東京の若者文化の重要拠点であった。1999年12月25日閉店、跡地には六本木ヒルズが建設された。WAVE自体も、2004年3月にはパルコよりタワーレコードの傘下となり、さらに2005年12月には株式会社ノジマに買収されている。