[Gig it Honey!]
-
津ボーイズブラボー-

君は氣志團を知ってるか?氣志團を知っていても理解しているか?ここでは,彼らにまつわる様々な語を解説していきます。これは載せるべきだ!!などという意見は真摯に受け止めさせていただきますんでお気軽に,オクダケンゴまでメールをおねがいします。

!!資料 → インディーズ・マガジン2001年09月号[第51号]。

[ / / / / / / / / / ]


『はいすくーる落書』
綾小路がタワーレコードのフリーペーパー「TOWER」で連載していた「じゅにあはいすくーるらくがき」の元ネタである,1989年にTBS系で放送開始されたドラマのタイトル。斉藤由貴演じる教師が不良だらけの学校で奮闘する姿を描く青春学園ドラマ。伊東四朗も出演。主題歌となったブルーハーツ「TRAIN TRAIN」もヒット。
「!BYE BYE」山下久美子
元祖"総立ちの女王"山下久美子が1992年5月27日に発表した22枚目のシングル。作曲を手掛けたのは当時は蜜月関係にあった布袋寅泰(作曲は山下自身)。この曲が収録された彼女の1992年6月24日に発売になったアルバム『SLEEPING GYPSY』の収録曲はすべて,山下久美子作詞,布袋寅泰作曲である。
バオー来訪者
来客のことを指す。「ジョジョの奇妙な冒険」で大ブレイクした荒木飛呂彦が,1984年より週刊少年ジャンプ誌上にて連載を開始した同名マンガのタイトルよりの引用。
破我抜作[はがぬけさく]
ワキガ汁の一員であり氣志團のスーパーバイザー。綾小路は,破我がボーカルをつとめ,1993年7月から11月にかけて活動した企画ものユニット"ANALIC ANA GO"にギターで参加していた。
はじめまティンコ
"はじめまして"との意を持つ挨拶語。ティンコとは,マナー的に多少問題のある"ちんこ(陰茎の意の幼児語)"を和らげた表現。
バッハスタジオ
綾小路が『インディーズ・マガジン』2001年09月号の「綾小路"セロニアス"翔*あ to ん」の"夢で逢えたら"の項で「バッハスタジオに出るのが夢でした」と触れている。『夢で逢えたら』は関東深夜ローカルからのちに全国放送に昇格したバラエティ番組のタイトル。ダウンタウン,ウッチャンナンチャン,野沢直子,清水ミチコといった当時売り出し中のタレントがレギュラー出演し,不条理かつ勢いのあるコントを繰り広げた。「バッハスタジオ」とは,その番組中の一コーナーであり,綾小路が出演したかったのはおそらくその発展型「バッハスタジオU」であると推測される。「バッハスタジオU」は,コブラ,アンジー,ユニコーン,リンドバーグ,爆風スランプ,ピンクサファイアetc.といった当時人気を博していたロックバンドが出演し,彼らの持ち歌をレギュラーメンバーが演奏するといった半ば乱暴な内容であった。
バラードのように眠れ
綾小路がギグを引き上げる際に,観衆に対してしばしば投げかける言葉。少年隊が1986年11月28日に発表した同名のシングル(作詞:松本隆/作曲:筒美京平/編曲:馬飼野康二)より引用。
ハロー張りネズミ
主に,外国人に対して使用される挨拶語。弘兼憲史原作で1980年より連載を開始したヒューマニズム探偵マンガのタイトル「ハロー張りネズミ」よりの引用。
P.S.
綾小路曰く"ピーターパンシンドローム"の略。学術的にはPPSと略する。
P.S.愛・羅・武・勇
ちょっとワルっぽいルックスで人気だった女性ロックバンド"ピンクサファイア"最大のヒット曲「P.S.I LOVE YOU」(1990年7月25日,フジテレビ系ドラマ「キモチいい恋したい!」主題歌)よりの影響か。
ヒーコラヒーコラバヒンバヒン
疲労が極地に達した際に発する語。小林よしのりがマンガ『おぼっちゃまくん』にて産み出した茶魔語のひとつ。
「ピーターパン」
"涙を見せない 僕はピーターパンさ"のサビで知られ,綾小路も思い入れのあるBAKUの代表曲(車谷浩司作詞作曲)のひとつ。1990年9月にはシングル「ピーターパン」としてもリリース。
ピーターパンシンドローム[PETER PAN SYNDROME]
綾小路自ら患っていると発言する症候群。アメリカの心理学者ダン・カイリーがその著作「ピーターパン・シンドローム-大人になれない男たち」中で,大人になりきれない,大人の社会に適応できない(しようとしない)若者に関して名付けた症候群。1983年頃,日本でもよく使われた語。
ビグザム
氣志團一の長身である西園寺瞳を形容する際に使用される。ビグザムはアニメ「機動戦士ガンダム」で登場するジオン軍のモビルアーマーであり,作中最大のキャラクターであった。
日暮
秋本治の大長編ギャグマンガ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場するキャラクター日暮熟睡男[ひぐらしねるお]のこと。生来の物臭をこじらし,4年に1度のオリンピックイヤーにしか出勤しなくなった警官,という設定はあまりにも強烈で"こち亀"読者に特別強い印象を与えた。
非常階段
1979年,京都でJOJO広重を中心に結成されたノイズユニット。1982年にはアンバランスよりLP『蔵六の奇病』をリリース。広重は1984年にはアルケミー・レコードを設立,原爆オナニーズや赤痢など関西を中心とするオルタナティヴなアーチストを数多く紹介してきた。1992年にはS.O.B.との共同ユニット"S.O.B.階段"でアルバム『NOISE,VIOLENCE & DESTROY』をリリース。
ビタースマイル[BITER SMILE]
苦笑い,苦笑することを意味する。
ビッグ・ザ・武DO館
ゆでたまごの人気マンガ「キン肉マン」に登場した超人"ビッグ・ザ・武道"からの引用。
ヒムキョン
BOΦWYを経てソロとなった氷室狂介(→氷室京介)の隠れた愛称,または蔑称。ヒムキョン本人や熱烈な支持者に対して使用すれば印象が悪くとられることもあろうので,使用には細心の注意が必要である。
「ひょうきんパラダイス」ひょうきんディレクターズ
2001年11月30日放送「氣志團のオールナイトニッポン-r」第8回の「セロニアスセレクション」コーナー内でオンエア。フジテレビ系で土曜20時より放送された人気お笑い番組「オレたちひょうきん族」のディレクターがワルノリして出してしまった企画物テクノ歌謡の代表曲。1982年4月21日発売。作詞:伊藤アキラ/作曲:小杉大五郎/編曲:大谷和夫。
兵藤ゆき[ひょうどうゆき]
東海地区を中心に深夜ラジオのDJとして絶大な支持を得,"ゆき姉"の愛称で親しまれたタレント。のちにテレビにも進出し,『天才たけしの元気が出るテレビ』などで人気を博す。

ピリオドの向こう
氣志團の進むべき方向を抽象的にあらわした言葉。チェッカーズが1988年にリリースしたシングル「Jim&Janeの伝説」の一節"流星のような赤いtailの群れが 呼びかけるよ 行こうぜ Periodの向こうへ"からの引用と思われる。
『ファミっ子大集合』
江戸屋子猫司会により,テレビ東京系列で放送されていたファミコン情報バラエティ番組。
プライベートはデンジャラス
綾小路の私生活では思いっきり遊ぶという意気込みを象徴する。おニャン子クラブの一員であった我妻佳代が1987年11月21日に発表したソロデビュー曲「プライベートはデンジャラス」(作詞:谷穂ちろる/作曲:井上ヨシマサ/編曲:武部聡志)から。
「ふられてBANZAI」近藤真彦
1982年3月31日に発売になったマッチこと近藤真彦の通算6枚目のシングルのタイトル。「朝焼けBANZAI」のタイトルの元ネタのひとつと思われる。
「PRETTY DOLL」COMPLEX
コンプレックスの代表曲のひとつ。インディ盤「One Night Carnival」のイントロ部への影響がみられる。
ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!!
荒木飛呂彦が,1987年より週刊少年ジャンプ誌上にて連載を開始した大長編マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公であるジョナサンが作品中で使用したセリフ。本作中には二度のみの登場であったが,多くの読者の印象に残っているセリフである。
へけけっ
小林よしのりがマンガ『おぼっちゃまくん』の主人公である茶魔流の笑い方。
ベンジャミン伊東
NET(現テレビ朝日)系で1976年から1978年にかけて放送されたバラエティ番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」内にて伊東四朗が演じたキャラクターのひとつ。デンセンマン擁する電線軍団の軍団長であるベンジャミン伊東の容姿は,感電をあらわすボサボサ頭,キラキララメ入りの青いジャケット,過剰に大きな蝶ネクタイ,そしてナマズのような長いヒゲという奇抜なものであった。
『BOY'S COLOR』
2003年3月26日に発表になったメイジャー・セカンド・アルバムのタイトル。ケンヂ&ザ・トリップスが1988年3月5日に発表したシングル「BOY'S COLOR」からの引用と思われる。
「BOYS BRAVO!」
『BOY'S COLOR』に収録。レベッカが1985年11月1日に発表した彼女ら4枚目のアルバム『REBECCAW 〜Maybe tomorrow〜』に収録された「ガールズ、ブラボー![GIRLS,BRAVO!]」(作詞:NOKKO,作曲:土橋安騎夫)からの影響と推測される。また,女流マンガ家の第一人者である岡崎京子の代表作『東京ガールズブラボー[TOKYO GIRLS BRAVO]』のスペリングに近いことから,この書のタイトルからの引用の節も否定できない(おそらく,岡崎の本書の原典はレベッカ「ガールズ、ブラボー」と高木完が在籍したGSチックなユニット"東京ブラボー"の名称であろう)。
『房総与太郎路薫狼琉』
2000年10月6日,UKプロジェクト内レーベルのTINSTARよりリリースされたミニアルバムのタイトル。"与太郎"は,きうちかずひろ作の人気マンガを仲村トオルと清水宏次朗主演にて実写化された映画「ビーパップ・ハイスクール」シリーズのサブタイトル「高校与太郎哀歌」/「高校与太郎行進曲」/「高校与太郎狂騒曲」/「高校与太郎音頭」/「高校与太郎完結篇」に由来すると思われる。また,"ロックンロール"を"路薫狼琉"と当てるのは,つっぱりロックのルーツである横浜銀蝿が1981年6月23日にリリースしたシングル「羯徒毘路薫'狼琉」からの引用であろう。
ホットドッグプレス[HOT-DOG PRESS]
綾小路が愛読していた雑誌のひとつ。1979年,講談社より創刊された若者カルチャー誌であり,1976年に平凡出版(のちマガジンハウス)より創刊された「ポパイ[POPEYE]」の後発誌,ライバル誌として,ともに若者にカタログ文化とマニュアル文化を啓蒙し続け,2002年廃刊。綾小路も言及している名物コーナーに,1986年より開始したハードボイルド作家の北方謙三の人生相談コーナー「試みの地平線」があった。このコーナーは若者雑誌によくある,読者からの質問に人生の先輩として北方が返答するといったものであるが,特に読者に印象に大きな影を落としている回答に「ソープに行け!」といった類のものが挙げられる。リビドーの充填された男性読者が自分のモテなさの解決策を求めようと北方に相談を持ちかけると,相当な割合で北方は「馬鹿野郎!ソープへ行け!」や「ソープへ行け、ソープへ!」などと,答えになっていない答えをするのであった。まったく愉快なオヤジである。
ポテト
不良少年,また不良な少年少女をさす。"ポテトちゃん"とも。イモ欽トリオのファーストアルバムのタイトル『ポテトボーイズNo.1』,柳沢慎吾と中山秀征(当時ABブラザーズ)主演ドラマ「ハーフポテトの俺たち」などからの影響。
炎の転校生シリーズ
2002年5月より行われた学園祭ギグシリーズの名称。島本和彦の代表マンガ作品『炎の転校生』よりの引用。
本気[ポンゲ]
本気[ほんき]の変読的用法。強調形は大本気[ダイポンゲ]。


[go 2 index] [toppage ov Yank it!]