[Gig it Honey!]
-木更津ボーイズブラボー-
君は氣志團を知ってるか?氣志團を知っていても理解しているか?ここでは,彼らにまつわる様々な語を解説していきます。これは載せるべきだ!!などという意見は真摯に受け止めさせていただきますんでお気軽に,オクダケンゴまでメールをおねがいします。
激!!参考資料 →
インディーズ・マガジン2001年09月号[第51号]。
[ ア / カ /
サ /
タ /
ナ /
ハ /
マ /
ヤ /
ラ /
ワ ]
■ターザンボーイ
「恋人」に含まれる語。綾小路が強い影響を受けたミュージシャン,岡村靖幸が1991年7月25日に発表したシングル「ターザンボーイ」よりの引用。
■ダイアモンド◇不快
とても不快で,こころよくない状態をあらわす。1986年10月にRED
WARRIORSのボーカルとしてデビューした田所豊のミュージシャンとしての名義"ダイアモンド◇ユカイ"からの転用。
■「第一級恋愛罪」レモンエンジェル
「氣志團のオールナイトニッポン-r」第1回の「セロニアスセレクション」コーナー内でオンエア。フジテレビミッドナイトアニメ「レモンエンジェル」主題歌でバナナラマ「LOVE
IN THE FIRST DEGREE」の日本語カバー(訳詞は谷亜ヒロコ)。1988年発売。
■タイマン張ったらダチだぜよ
「高校与太郎組曲〜喧嘩ボンバー〜」の歌詞にもなっている綾小路の好む表現。1対1のケンカを経て,敵は友になる,という意の成句。木村知夫+積木爆によるマンガ『Let's
ダチ公』よりの引用。
■タクティクス
「One Night Carnival」に「風に薫るtactics」という節があるが,ここでのtacticsとは,コロンの商品名。ちなみに,紡木たくの人気マンガ「ホットロード」の登場人物である暴走族のリーダーの春山は"タクティス"なるコロンを愛用していた。
■竹の子族
氣志團のギグで披露されるダンスパフォーマンスに多大なる影響を与えたと思われる流動的集団の名称。1979年夏にオープンした「ブチック竹の子」で売られていた蛍光色でド派手なウェアをまとった少年少女が原宿の歩行者天国で輪になって同じ振りつけで踊り,彼らは「竹の子族」として認知され社会現象にも。沖田浩之や竹宏治(清水宏次郎)も輩出。その振りつけが初期パラパラそして氣志團に影響を与えたことは想像に難くない。
■タナカヤ靴店
JR新宿駅前にあった靴屋。1990年代前半に,若年層を中心に靴底にウレタンを何枚も貼り厚くして履くのが流行,この店オリジナルのラバーソール仕様のコンバースオールスターは特に人気があり,綾小路も愛用していた。
■ダンス甲子園
ビートたけし司会のTVバラエティ番組『天才たけしの元気が出るテレビ』で放送された人気コーナー。全国から選りすぐりのダンス自慢の(自称)高校生が集結し,そのパフォーマンスを競った。この番組からは,L.L.ブラザーズやインペリアルJB'Sや山本太郎などのプチ・ヒーローが生まれた。このコーナーのスタンスはネプチューン司会のTVバラエティ番組『力の限りゴーゴゴー!!』内の「ハモネプ」に受け継がれている。
■チープなスリル
「黒い太陽」内に出てくるフレーズ。おそらく,氣志團が敬愛するTMネットワークがブレイクするきっかけのひとつとなったシングル「Get
Wild」(作詞:小室みつ子/作曲:小室哲哉)中の一節「チープなスリルに身をまかせても明日におびえていたよ」からの影響かと思われる。
■ちょうど3年前のこの道を疾走った夜 昨日の事のように今はっきりと思い出す
「國道127號線の白き稲妻」の冒頭部。THE
虎舞竜の大ヒット曲「ロード」の冒頭部"ちょうど一年前に この道を通った夜 昨日の事のように 今はっきりと想い出す"よりの引用。
■ちんぴょろすぽ〜〜〜〜ん
綾小路が使用するフレーズのひとつ。元々は,相原コージと竹熊健太郎が「ビッグコミックスピリッツ」誌上に連載し,「サルまん」の愛称でカルト的な人気を得,玄人筋からも高く評価された漫画評論漫画「サルでも描けるまんが教室」内にて,開発された一発ギャグである。この奇妙な言葉は"ちん"により男性の陰茎を想起させ,"ぴょろ"は偶発的な露出を表す擬態的な語で非日常的な印象を与え,"すぽ〜〜〜〜ん"により勢いよく射出する様を表現したものを,結合させたものである。
■ツー・デイズ・ドランカー
二日酔いのこと。酒の酔いが翌日まで残ること。
■〜っきゃ騎士[〜っきゃナイト]
動詞につき,是が非ともその行為をするべきであるという意をあらわす。1981年より,『月刊少年ジャンプ』誌上に連載開始され,男子中高生に甘く強烈なトラウマを与えた,みやすのんきによるアニメタッチのラブコメエロマンガ『やるっきゃ騎士』からの転用。
■「強い気持ち・強い愛」小沢健二
フリッパーズ・ギター解散後,ソロとして1995年2月28日に発表した小沢健二の7枚目のシングル。日本の歌謡曲界を代表するソングライターである筒美京平を作曲者,共同編曲者にむかえたハッピーなナンバー。「涙BOY涙GIRL」では,この曲からの強い影響を汲み取ることができる。
■T.UTU
TMネットワークの宇都宮隆がソロ活動する際に名乗った名義が"T.UTU"。正確には"ティー・ウツ"と発音するのだが,"ツツ"と誤って(もしくは,作為的に)読まれることが多かった。"つつ抜け"のことを"T.TUTU抜け",現(うつつ)を抜かすこと(またはその人)を"T.UTUTU"/"T.UTUTU宮DO理"/"UTUTU井健"などと応用される。
■TMN
小室哲哉,木根尚登,宇都宮隆の3人で結成された打ち込みロックバンドTMネットワークから改名して成立。
■「手前等すでに死んでいる」
「高校与太郎組曲 〜喧嘩ボンバー〜」に挿入されるセリフ。マンガ,アニメともども大ヒットした『北斗の拳』の主人公であるケンシロウの決めゼリフ「お前はもう死んでいる」からの転用。
■「デリケートに好きして」太田貴子
綾小路お気に入りのアニメ「魔法の天使クリィミー・マミ」の主題歌として,1983年7月25日発売となり,ヒット。「デリケートにキスして」というタイトルの原典。作詞:古田義昭/作曲:古田義昭/編曲:大村雅朗。
■DO[ドゥー]
氣志團用語のひとつ。"どう"/"ど"を変換する際に使用。例:「DOラマ(ドラマ)」/「DOんな(どんな)」/「DO貞(童貞)」。
■DOなっちゃってんだよ 人生がんばってんだよ
状況が容易に理解し難く混乱している際に発する。1990年7月21日に発売された岡村靖幸12枚目のシングル「どぉなっちゃってんだよ」のサビ"どぉなっちゃってんだよ人生がんばってんだよ"からの転用。
■Tokyo 二十才前(18)
西園寺瞳のプロフィールに記されている年齢。矢沢永吉が1985年に発表したアルバム『YOKOHAMA
二十才まえ』から,もしくはその転用と思われる松本美緒が1987年に刊行したマンガ『-拓也-
YOKOHAMA二十歳前』からの転用。
■「どぉなっちゃってんだよ」岡村靖幸
1990年7月21日に発売された岡村靖幸12枚目のシングル。"どぉなっちゃってんだよ人生がんばってんだよ"のサビが印象的。1990年11月16日に発表された彼のアルバム「家庭教師」にも収録。
■「どっかにいこー」The
ピーズ
氣志團のギグでカバーされる楽曲のひとつ。"The
ピーズ"は1987年にハルこと大木温之を中心に結成されたロックバンド。1990年9月21日にリリースされた彼らのサードアルバム「マスカキザル」に収録。また,シングル「いいコになんかなるなよ」のカップリングにも収められている。
■とにかくもう学校や家には帰りたくない
「One Night Carnival」の一節。1983年12月1日に発表された尾崎豊のデビュー曲「15の夜」よりの引用。
■トミー・オクトーバー23[tommy
october23]
トミーこと西園寺瞳のことを指す。the brilliant
greenの川瀬智子のソロプロジェクトtommy february6から由来する。この名は川瀬の誕生日が2月6日であることに拠り,西園寺の誕生日は10月23日であることから。
■DRAGON VOICE
『1/6 LONELY NIGHT』のクレジット欄に記載されている綾小路のパートが"DRAGON
VOICE,MC & GUITAR"。『Harlem Beat』で大ブレイクを果たした西山優里子が『週刊少年マガジン』誌上にて,2001年より連載しているマンガ『DRAGON
VOICE』よりの引用と思われる。
■鳥肌実[とりはだみのる]
氣志團と交流のあるパフォーマー。"廃人演説"と称する独自の芸風でコアなファンを掴んでおり,また超個性派俳優としても注目されている。
■ドリンセス・カムンセス[DRINCESS
COMENCESS]
元来,"夢は実現する"との意を持つ男女混合ユニット"ドリームズ・カム・トゥルー[DREAMS
COME TRUE]"の略称である"ドリカム"をギャルバンドの草分け的存在である"プリンセス・プリンセス[PRINCESS
PRINCESS]"のように意図的に誤って戻したもの。
■Don't
stop my love 恋をとめないで
恋愛感情というものは容易に抑制することができないという意を示す。コンプレックスのヒット曲「恋をとめないで」の歌詞から。