[Gig it Honey!]
-木更津ボーイズブラボー-
君は氣志團を知ってるか?氣志團を知っていても理解しているか?ここでは,彼らにまつわる様々な語を解説していきます。これは載せるべきだ!!などという意見は真摯に受け止めさせていただきますんでお気軽に,オクダケンゴまでメールをおねがいします。
激!!参考資料 →
インディーズ・マガジン2001年09月号[第51号]。
[ ア / カ /
サ /
タ /
ナ /
ハ /
マ /
ヤ /
ラ /
ワ ]
■《最上級の惚れ方さZokkon!》じゃないですけどもね。
この発言から,綾小路はギグで常に一生懸命を客に提供するのは,自分達を好きになってくれている客へのお返しであることを表していると考えられる。"最上級の惚れ方さZokkon!"は,シブがき隊の代表曲のひとつ,「ZOKKON命(Love)」のサビからの引用。
■最低最悪サイヤ人
都合や状況が最も悪くどうしようもない折に使用される語。"サイヤ人"とは鳥山明が『週刊少年ジャンプ』誌上に連載した大河アクションマンガ『ドラゴンボール』から。その主人公である孫悟空や彼のライバルであるベジータらの出身惑星サイヤ星出身のヒューマノイド型宇宙人を総称して"サイヤ人"と呼ぶ。
■さいならっきょ
別れの挨拶語。小林よしのりがマンガ『おぼっちゃまくん』にて産み出した茶魔語。
■SA・DA・ME
「恋人」の歌詞に含まれる語。運命の意を表す。チェッカーズが1990年3月21日に発表したシングル「運命-Sadame-」からの影響と思われる。
■「さよならの果実たち」荻野目洋子
1987年6月21日に発表になった荻野目洋子のシングルのタイトル。作詞:売野雅勇/作曲:筒美京平。
2001年12月東芝EMIから発売されたビデオのタイトル「氣志團現象T
〜さよならの果実たち〜」の元ネタ。
■さよならマーチ
氣志團がゲストとして番組などに招待された折,出演終了時にメンバー全員で歌唱する曲。NHK教育などで放送される幼児向け人気番組「おかあさんといっしょ」のエンディング遊戯に使用される,♪かえりたくなーい かえりたくなーい とのフレーズが印象的な楽曲。なお,作曲を手掛けたのは「おもちゃのチャチャチャ」などでも知られる越部信義である。
■ざんげ
氣志團のパフォーマンスに,早乙女によって肩車された綾小路が頭上に挙げた両手で円を作り,その後両手を胸の前で交差させバツの形にするというものがある。これは,フジテレビ系で放送されていた人気バラエティ番組『オレたちひょうきん族」』内にて,ブッチー武者が扮したキリスト像の前で横澤彪が演じる神父の導きにより出演者らが自らの失態を裁かれるコーナー「ひょうきんザンゲ室」にて,ブッチーがしたポーズからの引用である。ブッチーが手でマルをつくれば紙吹雪が舞うのだが,バツが出た場合は頭上より冷水が懺悔者に浴びせられるという罰を与えられる。ここで,ブッチーはマルを作って,裁かれる者を一度安心させてからバツに変化させるというフェイントを使用することがあったのだが,これが原典である。
■C-C-B
ココナッツ・ボーイズより改名したアイドル的ロックバンド。渡辺英樹,笠浩二,米川英之,田口智治の4人組。ヒット曲に「Romanticが止まらない」など。彼らが1985年に発表した「スクールガール」はギグの客入れBGMに使用される。
■6 for
japanese babies
「雷電」の歌詞に含まれる。原典はバクチクの代表曲のひとつ「ICONOCLASM」(アルバム『TABOO』収録)の歌詞"Five
for Japanese Babies"より,そして彼らのツアータイトル"5
FOR JAPANESE BABIES"からの引用。
■嶋大輔[しまだいすけ]
横浜銀蝿の弟分としてデビューしたアイドル的ロッカー。1982年2月シングル「Sexy気分の夜だから」で歌手デビュー。ドラマ「木更津キャッツアイ」では「男の勲章」のマスターとして氣志團と共演。ちなみに,「男の勲章」とは,嶋の1982年4月に発表したセカンドシングルのタイトルからの引用。
■『シャコタン★ブギ』楠みちはる
1985年に連載を開始した長編マンガ。高知を舞台に繰り広げられる青春グラフィティ。
■シャバ僧
「氣志團現象T 〜さよならの果実たち〜」で使用される語。"シャバい小僧"という意。根性がなく腰抜けの人間に対して使われる揶揄や侮辱の意を込めた蔑称。
■週刊誌が俺について書いていることは全部ウソだぜ
綾小路は自らがロックスターになるためにはスキャンダルが必要だと考えており,将来スキャンダラスな存在,つまりロックスターになった折に発するつもりのフレーズ。岡村靖幸12枚目のシングル「どぉなっちゃってんだよ」内のフレーズよりの引用。
■シューマイ
「キン肉マン」で大ブレイクを果たしたマンガ家ユニット"ゆでたまご"が『キン肉マン』と並行して月刊『フレッシュジャンプ』誌上で連載していた『闘将!!拉麺男』の主人公であるラーメンマンと共に修行の旅をする少年のこと。
■「JUPITER」BUCK-TICK
1991年11月30日にリリースされたBUCK-TICKの5枚目のシングル。繊細かつ流麗な耽美ロック。
■松竹梅
氣志團のベース担当が白鳥松竹梅。松竹梅の名の由来として,1981年より連載を開始した一条ゆかりの代表作「有閑倶楽部」の登場人物で警視総監の息子である"松竹梅魅禄"が推測される。
■しょっぱい三日月の夜
盛りあがりに欠ける夜のことを指す。1990年に公開された長渕剛主演映画『ウォータームーン』主題歌として長渕が1989年12月8日に発表したシングル「しょっぱい三日月の夜」よりの転用。なお,プロレス業界では"しょっぱい"とは,展開に膠着が多かったりなどして上手とは言えず,物足りなく味気ない試合およびその出場選手のことを形容する語として使われており,その意を踏んだ上での転用と考えられる。
■紳士同盟
「恋人」に含まれる表現。1986年に公開された映画『紳士同盟』(監督:那須博之)からの影響と思われる。主役である樹里野悦子を演じた薬師丸ひろ子の同名のテーマソングもヒット。ちなみに作中には綾小路雪絵という人物も登場した(夏樹陽子が演じた)。
■新星堂
綾小路が少年の頃よりよく利用していたレコードショップチェーン店の名称,千葉県君津市のイトーヨーカドーの中の店舗を特に利用していた。
■すいま千円
相手に対して謝罪を表す時に使う。小林よしのりがマンガ『おぼっちゃまくん』にて編み出した茶魔語。
■スキスキスー!!
「恋人」の一節。フーミンの愛称で一世を風靡した巨乳アイドル細川ふみえの90年代テクノ歌謡の佳曲「スキスキスー」よりの引用。なお「スキスキスー」の作曲は当時ピチカート・ファイヴの小西康陽,編曲は国際的ハウスクリエイターである福富幸宏である。
■ZUKI-ZUKIと音たてる
「One Night Carnival」の一節。紡木たく『ホットロード』中,トオルが春山に暴走族からの引退を切り出すシーンで,挿入される和希のモノローグ「いつも胸の奥がずきずきと音をたてる」および「あいつの声もタクティスも
瞳もいつもズキズキと音をたてる」からの引用と思われる。
■素直になれずI'm
sorry
「恋人」の一節。チェッカーズの代表曲のひとつ「素直にI'm
Sorry」(作詞:藤井郁弥,作曲:藤井尚之)からの影響とみられる。
■ストリートファイト400戦400勝(女子供のみ)
綾小路の戦歴。ヒクソン・グレイシーが日本進出の際につくられたキャッチフレーズのパロディ。
■スピードのその先を魅せてくれよ
「黒い太陽」の一節。原作:佐木飛朗斗,漫画:所十三で「週刊少年マガジン」誌上に連載されたマンガ「特攻の拓」に出てくる"スピードの向こう側"的な観念からの影響と思われる。なお,2002年3月7日に放送されたNHK「トップランナー」にて綾小路は「スピードの向こう側が見たい」と発言している。
■スマイリー原島[すまいりーはらしま]
アクシデンツのボーカルとして活躍したロッカー原島宏和のこと。
■ゼメン
謝罪の意を表す語。
■セロニアス
綾小路翔のミドルネーム(ニックネーム)。原作:佐木飛朗斗,漫画:所十三で「週刊少年マガジン」誌上に連載されたマンガ「特攻の拓」に出てくるアフリカ系の米国人兵士と日本人の間に生まれた天才的ギタリストの人気キャラクター"天羽セロニアス時貞"よりの引用。天羽の愛車は"悪魔の鉄槌[ルシファーズハンマー]"。
■『蔵六の奇病』非常階段
綾小路らが,本作のジャケットを拡大コピーして彩色したという作品。"非常階段"はJOJO広重を中心とするノイズ・ユニットで,本作は1982年アンバランスから発表されたLP。ジャケットは日野日出志の同名マンガからの引用。
■「卒業」斉藤由貴
ミス・マガジンの斉藤由貴が1985年2月21日に発表した彼女のデビュー曲。作詞に松本隆,作曲に筒美京平という黄金コンビが起用され,「青春という名のラーメン」のCMソングとしても使用されヒットした。